IMAGEi STAFF

IMAGEi スタッフ


ENGINEER

言葉の壁を乗り越えて「データの言語化」に注力
液状化対策の研究を通じて、日本に貢献したい

マナフィ・カジェ・パシャ シアバシュ 工学博士

母国イランのウルミア大学で地盤工学を学び、研究していた液化緩和処置の評価テストの設計実装で土木工学の博士号と地盤工学の修士号を取得しました。その後、九州大学に留学し、土木・構造工学科のヘマンタ・ハザリカ教授の研究室で、人工知能技術を用いたリサイクルジオマテリアル(タイヤチップ)の新しい構成モデルの開発研究に従事し、九州大学で土木・構造工学の博士号も取得しました。

現在はIMAGEi Consultantの研究員の一員として、オフショア構造物、地下構造物の液状化のシミュレーションによる液状化対策の研究を行っています。九州大学の博士課程に在籍していたときは、英語でのコミュニケーションでしたが、今はもちろん日本語が主要言語ですし、日本のソフトウェアを使うことも、日本の基準書に従って日本のビジネススタイルでやっていかなければならないことも、すべてが初めての体験で、とても勉強になります。まだコミュニケーションの伝達がうまくできておらず、データ結果の理由や根拠の説明に関して、代表の磯部から注意を受けることも多々。お客さまにとっては私の博士号という経歴だけでは当然納得できませんし、疑問をしっかり払拭できるだけの説明が必要なのだと徹底して教えこまれましたので、今は精度の高いデータを出すことはもちろん、「データの言語化(説明すること)」にも力を入れています。

代表の磯部は、多様な人材を採用・育成・活用する意識が高く、チームマネジメントの質も高いと思います。社員は皆、経験豊かな方ばかりで、深い知見を学べる環境にあります。多様な人材で構成されたチームで、新しい方法・知識を作り出せる創発的な会社に在籍できることを誇りに思っています。

PROFILE

母国イランのウルミア大学土木工学部で地盤工学を修学。液化緩和処置のパフォーマンス評価テストの設計実装が評価され、2009年にウルミア大学土木工学の博士号を取得、2012年に地盤工学の修士号を取得。2014年の冬、博士課程で九州大学に留学し、土木・構造工学科のヘマンタ・ハザリカ教授のもと研究に従事。2018年に九州大学で土木・構造工学の博士号を取得。もともと日本の文化や食に興味があり、日本での就職を希望していたところ、ハザリカ教授と研究協力のあった当社代表の磯部と出会い、IMAGEi Consultantに入社